長崎の風景を絵はがき感覚でパッケージにした

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長崎くんち

桶屋町『本踊

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令和5 年奉納

一番奉納で踊り馬場を清めます

桶屋町 本踊 おけやまち ほんおどり

眼鏡橋から中島川を上流に向かって5分ほど歩いて行くと、川沿いに立派な構えをした浄土真宗のお寺が見えてきます。これが桶屋町のシンボル「光永寺」。この町は桶屋職人たちが集まってできた歴史ある町のひとつで、くんちでは長年『本踊』を奉納しています。(2023年8月取材)

桶屋町自治会長の竹村充文さん(左)と桶屋町くんち奉賛会長の白山光男さん。くんちの奉納の時だけではなく普段からの仲間づくりが大切、と。お二人とも桶屋町への途中転入組ですが、地元への貢献は大です。

 

からくり仕掛けの

傘鉾にご注目!

「時計の針が回り、象が鼻を巻き上げ、紅毛人が鐘を鳴らす」。桶屋町の本踊が始まる前にまず注目していただきたいのが、このからくり仕掛けの傘鉾です。傘鉾とは各踊町がその町ならではの趣向を凝らしてつくりあげた町印で、奉納の初めに披露されます。桶屋町自慢のそれは1772年製作というかなり古いもので、町内の豪商が持っていた舶来の「象の時計」を模して作られたとか。ちなみに江戸時代、長崎に2度、象が上陸したという記録が残っているそうです。

からくり仕掛けの傘鉾(長崎市指定文化財)。

町の記録では1772年の作とのこと。


 

諏訪神社での栄えある

一番奉納を務めます

コロナ禍を経て4年ぶりの開催となった今年の長崎くんち。その口火を切るのが桶屋町の『本踊』です。今年こそは、今年こそは、とくんち開催を待ちわびた地元の人々の、そして観光で訪れた人々の大きな期待を一身に背負って、諏訪神社での一番奉納を務めます。今回の演目は『諏訪祭紅葉錦絵(すわのまつりもみじのにしきえ)』。踊りの前半と後半で演出ががらりと変わるところが見どころです。


 

衣装の早変わりで

観衆のどよめきが

最初に登場するのは、白い衣装をまとった神主と巫女たち。一番奉納ということで踊り馬場を清める神事を表しています。各踊町の奉納の無事を、そして今回はコロナ退散の祈りも込めて清々しい厳かな舞いが披露されます。そして後半では一転して艶やかな着物をまとった若衆、踊女、踊子たち一座が、諏訪の祭りを寿ぐというストーリーで、華やかな雰囲気に包まれます。この2つのシーンをつなぐのが衣装の早変わり! ここ、最大の見せ場です。

 

自治会のみなさま、

おつかれさまです

奉納の表舞台は踊りのお師匠さんがすべて仕切りますが、裏でそれを支えるのは自治会です。奉納は7年に1度。でも、そのためには地域の人々のつながりが大切、と飲み会や夜市への出店、夜警など常日頃から仲間づくりに励む自治会幹部。そんな彼らの地道な努力が実を結び、今回も無事奉納が叶います。だからこそ、初日の一番奉納を無事終えた時、3日間のくんちを終えて皆で町内に戻ってきた時の安堵感といったら。7年分の重みが詰まったおつかれさまなのです。

鎖国時代の長崎に「象」が上陸したことにちなみ、

子どもたちが象を引き連れて登場。


 

 

 

 

桶屋町の奉納踊りの総指揮をとる藤間金彌師匠。

全体の構成から細かい演出までを一手に担います。

 

 

 

 

桶屋町のシンボル「光永寺」。

戦国時代に多くの社寺仏閣が焼き討ちにあいキリシタン領となっていた長崎で、禁教令後、最初に建てられたお寺です。